食後は、アクアマーレからも、宿泊する予定の観音崎京急ホテルにもほど近い、観音崎公園へ。
公園の入り口の近くには、観音様が祀られています。
そこここで綺麗な地層を観察することができます。
観音崎の地層
時代も水深も違う地層を両方同時に目の前で観察できるのは不思議な感じです。
しばらく歩を進めると、程なく白い観音崎灯台が見えてきます。日本最初の洋式灯台で、現在の灯台は三代目だそう。
灯台の内部を見学することもでき、一階には灯台資料展示室があり、灯台レンズも展示されています。
灯台の中の螺旋階段を登ると、間近に現役の灯台のレンズを見ることもできます。
高さ19mの展望台からは、浦賀水道越しに千葉県まで見渡すことができ、商船が行き来する様子を見ることができます。
観音崎地区は東京湾要塞という位置づけだったこともあり、たくさんの軍事遺構が残されていて、観音崎公園でもいくつかの砲台跡を見ることができました。鬱蒼とした緑に覆われた砲台の景色に、いまの平和な時代は決して当たり前のものではなく、過去の悲しい戦争の時代の上に成り立っているものなんだと、改めて教えられた気がします。
トンネルをくぐると、タイムスリップしてしまいそうな錯覚さえ覚えます。
要塞跡としては猿島が有名ですが、観音崎公園でも要塞跡探索を堪能することができました。次の日、猿島も行くことになるのですが、それは別の記事にて。