すっかりキャンプにはまり、ソロキャンプで自信をつけた夫の発案で、2020年7月にほったらかしキャンプ場へ行ってきました。
ほったらかしキャンプ場とは
ほったらかしキャンプ場は、山梨県の標高約700mにある手作りのキャンプ場。近くのほったらかし温泉と、高台からの絶景が楽しめるということで、人気のキャンプ場です。
チェックイン
チェックイン時間の13時ちょうどの到着を狙って家を出たところ、しょっぱなから大渋滞。なかなか解消しない渋滞に、一時はとんでもなく険悪なムードに陥りましたが、どうにかこうにか引き返すことなく、15時にキャンプ場に到着しました。
手作り感のあるおしゃれな入り口に、一気にテンションが持ち直します。
受付でチェックインをして、早速サイトに移動します。
フリーサイトにテント設営
ほったらかしキャンプ場には、大きく分けて、小屋付きサイト、区画サイト、フリーサイト、ダイノジサイト、ほったらかしサイト、ハナレサイトの6種類のサイトがあります。段々畑のように、それぞれのサイトに高低差があるためどのサイトからも絶景が望めそうです。
このうち、今回予約できたのはフリーサイト。最大3組程度の予約制だそうで、今回も、我が家を含む3組でフリーサイトを利用する形になりましたが、3組で使っても十分な広さでした。
出典 ほったらかしキャンプ場
テントの設営も完了。
火おこしも完了。消火器の横で焚き火をする絵がシュールです。
フリーサイトからの眺め
ちなみに、フリーサイトからは富士山が真正面に見えるはずでしたが、この日は生憎の天気。到着した時には、富士山どころか、ほとんど眺望がない状態でした。
設備
今回、わたしたちはフリーサイトの入り口にあるトイレと炊事場を使用。
「ほったらかし」と言う名前から、どれだけ原始的なキャンプ場かと恐れ慄いていたのですが、トイレも炊事場も清潔で快適でした。
キャンプと言えども、水回りだけは清潔であって欲しいタイプです。
お昼ご飯は広島焼き
到着が遅かったため、夕方になってようやく、お昼ご飯の準備。今回は、小さなフライパンを駆使して作った広島焼き。練習の甲斐あって、美味しくできました。
今回のキャンプはなんと食後のデザート付き。コーヒーの苦味とマスカルポーネチーズのクリーミーさと上に乗ったカリカリしたヤツの組み合わせが絶妙なティラミスでした。
フリーサイトからの夜景
お腹がいっぱいになってまったりしているうちに、だんだんと日も暮れてきました。
昼間は眺望がほぼゼロの状態で富士山を見ることも叶いませんでしたが、夜は夜景を楽しむことができました。眼下に甲府盆地の夜景が広がります。
マジックアワーを経て、暗闇に街の灯りが浮かび上がります。
街の灯りと、ランタンの灯りのコンビネーションにただただうっとり。
夜食は餃子
お昼ご飯が遅かったので、夜になってもあまりお腹が空かず、夜食に軽く焼き餃子をいただきました。冷凍餃子を焼いただけのものですが、外で食べる餃子は絶品です。
朝ごはんはランチパック
起きたら雨が降っていたので、朝食は跳ね上げたドアパネルの下で、目玉焼きとランチパックを焼いていただきました。
朝ごはんの後、少し待ってみたものの、雨は止みそうもないため、仕方なく雨の中撤収。
ほったらかし温泉
チェックアウトした後は、すぐ近くのほったらかし温泉へ。
「あっちの湯」と「こっちの湯」とあって迷ったのですが、常連さんは「こっちの湯」に入る人が多いということで、通ぶって「こっちの湯」を選択。
雨は止んだものの、空は雲で覆われたままで、ここからも富士山を見ることはできませんでしたが、解放感のある露天風呂で身も心もすっきりしました。
丸山フルーツ農園で桃狩り
帰りは、丸山フルーツ農園で桃狩り。
本当はブドウ狩りのつもりで受付をしたのですが、ブドウにはまだ季節が早いそうで、桃狩りになりました。1700円で3個桃狩り、その場で2個試食出来ます。
当たりはずれがありますが、わたしがもいだ桃は一勝一敗で1つは甘く、もう1つはまだ青い状態でした。持ち帰った桃はすべて食べ頃を見計らって食べたので、美味しくいただけました。帰ってからも旅の余韻に浸ることできるフツール狩りにはまりそうです。
まとめ
ほったらかしキャンプ場で素晴らしい絶景と温泉を堪能してきました。「ほったらかし」と言う名前とは裏腹に、設備も充実し、メンテナンスも行き届いていて、とてもおしゃれで快適なキャンプ場でした。今度は寒い季節に訪れてみたいです。