2021年8月、夏真っ盛りの中、TINY CAMP VILLAGEに行ってきました。
TINY CAMP VILLAGEとは
TINY CAMP VILLAGEは、神奈川県厚木市七沢にある、1日5組限定で、完全予約制の文字通り小さな秘密基地のようなキャンプ場です。
2017年にオープンし、手作りの温もりに溢れ、センスが光る素敵なキャンプ場です。オートサイトのほかにも、キャンピングトレーラーエアストリームが設置されたトレーラサイトや、ワーゲンバスで車中泊体験ができたりと、小さいながらも楽しいことがギュッと詰まったようなおもちゃ箱のようなキャンプ場です。
チェックイン前にZUND-BAR
チェックインの前に、人気ラーメン店「AFURI」の姉妹店の「ZUND-BAR」でラーメンをいただきました。
お店の外観や店内は古民家風でおしゃれな雰囲気。
大山(阿夫利山)の天然水を使ったスープ、全粒粉を使った麺で、食べた後も罪悪感を感じない、あっさりとしていながらも奥深い味わいのラーメンです。
個人的にはダイエット中でもラーメン食べる時くらいは麺は小麦粉の方が良いタイプですが。
TINY CAMP VILLAGEへのアプローチ
ラーメンを食べた後は、ZUND-BARのすぐそばにあるTINY CAMP VILLAGEにチェックイン。こんなところにキャンプ場があるのかと思わせるような細い路地を入っていくと、そこに確かにキャンプ場がありました。入り口からなんだか楽し気な雰囲気です。
TINY CAMP VILLAGEのサイト
散策は後にして、先に設営を済ませることに。この時は、確か3番サイトだったと記憶。炎天下の下、汗だくでテントとタープを設営。テントは風通しを良くするためにフルメッシュにしました。決して広々としたスペースではありませんが、車1台を停めて、テントとタープを張るには十分な広さでした。
TINY CAMP VILLAGEの場内を散策
設営が済んだら、キャンプ場の場内を散策。といってもこじんまりしているので、たくさん歩かなくても一通り見て回れるので、こんな暑い日は助かります。
車中泊もできる1967年のクラシックカーワーゲンバス
入り口近くに停めてある1967年のクラシックカー、ワーゲンバスには車中泊もできるそう。車内にはオーナーがセレクトした本棚もあるというから、読書好きにはたまりません。
ピザ体験もできるJIG HOUSE
キャンプ場の1番手前にある建物、JIG HOUSEは、ワークショップやパーティも開催できるフリースペースになっていました。冷暖房がないため、わたしたちが訪れた真夏は長居するのは難しい暑さでしたが、夏以外の季節だったら、テーブルや椅子もあり、陽が降り注いで明るい雰囲気のこの場所でゆっくり過ごすのも良さそうです。ピザ釜もあり、有料ですが、ピザ作り体験もできるとのこと。
わたしたちは今回は手持ちのもので事足りたので利用しませんでしたが、無料でレンタルできるおしゃれなお皿や調理器具もたくさん置いてありました。
嬉しかったのは冷蔵庫。区画サイトごとに決まった場所に飲み物や食料を置いて冷やしておけるので、クーラーボックスでは心許ないくらいの真夏に訪れたわたしたちにとっては、とてもありがたいサービスでした。
炊事場、トイレ
JIG HOUSEの横には炊事場。お湯は出ませんが、洗剤やスポンジも置いてありました。
入り口近くにトイレ。男女分かれていて、トイレットペーパーも流せる簡易水洗トイレでした。
小さな図書館のような受付、ロビー
受付、ロビーにはオーナー自らが集めた本が棚にぎっしり並べられ、滞在中、自由にお借りすることができます。青い壁と黄色いベンチがとても絵になります。freeWifiも利用できるとか。今回、わたしもこちらからお借りして、1泊の間に1冊を読み切りました。非日常の空間にいるからか、いつもよりも物語に没入できた気がします。
晩ご飯はカマンベールと魚介のアヒージョ
一通りキャンプ場を散策した後、本を読んだり、写真を撮ったり、自由に過ごします。ひぐらしの鳴き声と小川のせせらぎだけが聞こえてきて、子供の頃の夏休みを思い出します。
日が暮れたら晩ご飯。と言っても、この日は簡単にカプレーゼ、紅茶鴨スモーク、カマンベールと魚介のアヒージョ。手軽に美味しい紅茶鴨スモークには家でもキャンプでもよくお世話になってます。
朝ごはんはスパムおにぎり
朝ごはんは、卵焼きとスパムを焼いてご飯に載せ、海苔を巻いたスパムおにぎり。キャンプに来たら塩分は気にしません。朝ごはんの後は、暑くなる前に撤収。
名湯七沢温泉へ立ち寄り
帰りはキャンプ場すぐそばの名湯七沢温泉で立ち寄り湯。汗を流してすっきりです。
お風呂上がりはそのままお食事処でお昼ご飯。海鮮丼をいただきました。
まとめ
都心からアクセスの良い、神奈川県厚木市七沢にあるTINY CAMP VILLAGEに行ってきました。1日5組限定で、完全予約制の文字通り小さな秘密基地のようなキャンプ場です。小さいながらも、オートサイトのほかに、キャンピングトレーラサイトがあったり、ワーゲンバスで車中泊体験ができたりと、楽しいことがギュッと詰まったキャンプ場でした。なかでも嬉しかったのは、オーナーが集めた本を自由にお借りできるというサービス。ひぐらしの鳴き声と小川のせせらぎしか聞こえない静かな環境で、物語に没頭することができました。キャンプで読書というスタイルにはまりそうです。